ルイ・ロデレール クリスタル・ロゼとは？

ルイ・ロデレール クリスタル・ロゼは希少価値が高く、日本国内、海外でも最高水準の評価を受けているワインです。
このワインが高価で人気が高い理由はブドウです。独特の石灰粘土質の土壌から生まれるブドウはミネラルを多く含んでいます。独特の酸味が特徴で、奇跡のブドウと呼ばれています。ピノ・ノワール55％、シャルドネ45％。低温マセラシオンの後、セニエ法で美しいロゼの色合いを出します。オークの大樽で発酵し、クリスタル・ロゼは平均６年間もの間、セラーで熟成されます。
ルイ・ロデレールの特徴である洗練された口当たりと柑橘系のフルーティーさが人気のロゼです。美しいピンク色とまろやかな舌触りはまさに「エレガンスの極み」と評されています。

ルイ・ロデレール クリスタル・ロゼの歴史

ルイ・ロデレールはフランスのメゾンで、ワイン界においてはこれまでになんどもNo.1の栄光を手にしているメゾンです。
ルイ・ロデレールの母体はアメリカ独立宣言が採択された１７７６年に遡ります。その後、ルイ・ロデレールの名前の由来となったルイ・ロデレール氏が当主となったのは１８３３年です。当時では珍しく、自社でぶどうの栽培から手がけ、創業当時から現在に至るまで最高品質にこだわり続ける家族経営のメゾンです。
ルイ・ロデレールは１８６０年代からフランス国外へのワインの輸出を開始。１８７６年にはメゾンルイ・ロデレールを愛したロシアの皇帝アレクサンダドル２世が、自分専用の最高級ワインを作るように命じました。ルイ・ロデレールは最高水準のシャンパンをクリスタルのボトルに詰めて皇帝に納めたことから、そのシャンパンは「クリスタル」と呼ばれるようになりました。クリスタル誕生から１００年の時を経た１９７４年、当時の当主ジャンクロード・ルゾー氏がクリスタル・ロゼを創る決断をし、生産が始まりました。