ハイパワーな仕事量でコンクリートも容赦なしのコードレスハンマードリルはマキタ製の電動工具HR400DPG2モデル、プロも納得の性能です。 

HR400DPG2

マキタの電動工具、コードレスハンマードリルHR400DPG2の特徴は

穴あけ作業とハツリ作業の両面をカバーできるのがハンマードリルと言う電動工具です。作業には安定的かつ力強さが求められるハンマードリルですが、マキタ製の電動工具にはコードの煩わしさを排除したHR400DPG2と言うコードレスハンマードリルがあります。マキタ製の電動工具のひとつでもある、コードレスハンマードリルHR400DPG2の特徴と魅力について語っていくことにしましょう。

まず注目したいのがデザイン面、重厚さはもちろんマシンガンのようなフォルムが男性陣のハートを熱くします。カラーリングもブラックと深いグリーンのツートンで、一目見た瞬間マキタ製であることが窺えます。サイズ感は横473×幅120×高さ285とコンパクト設計、重量もバッテリー込みで7.5キロと扱いやすい軽量タイプです。コードレスハンマードリルHR400DPG2の魅力としてあるのが、バッテリーのエネルギーのみでコード付きのハンマードリルと同等のパフォーマンスが発生できるという点です。バッテリーがフルの状態の仕事量としては、φ18mm・深さ140mmの穴で30本前後、少し大きくφ25mm・深さ140mm でも20本前後と信じられない本数を実現しています。

発売当時では世界最強クラスと謳われたほどです。そして回転数は1分間に250から500、打撃数は1分間で1490から2900にも達します。それだけのパワーを発揮するHR400DPG2では、作業者に対する心遣いもみられています。それは低振動の実現、防振二重構造とされる振動箇所とハンドルを分離した設計に加え、専用の防振バネを採用しているところです。その他にも、エアでおもりを振動とは逆に動かすことでエネルギーを相殺するアクティブ動振動器、反動を抑えるスプリングの配置など3段階でハンマードリルの難敵とされる振動をケアしています。また負荷がかかってない時には自然に低回転になるソフトノーロードと言う機能も付いて万全を期しています。

 

マキタ製の電動工具コードレスハンマードリルHR400DPG2の機能とその他

マキタ製の電動工具HR400DPG2はコードレスハンマードリルです。バッテリーさえ備え付けていれば、電源が無くても場所を選ばず穴をあけ放題と言う便利な電動工具です。そんなマキタ製の電動工具HR400DPG2の機能面を覗き見してみたいと思います。コードレスハンマードリルは回転と打撃と言う2種類の作業を可能にするわけですが、当然のことながらそれをするにはモード変更が必要となります。HR400DPG2では、本体上部に切り替えダイヤルを配置、2モードとはいえ誤作動や間違いをなくすよう、それぞれのモードの距離は離れています。

回転数や打撃数の強弱の調整も可能、ダイヤルは本体の後ろ側で後部グリップを握っても干渉しないようになっていてこちらも安全です。そしてグリップは前方にも備わっており角度の調節でき、狭小部分で有効な基本の0度ポジション、十分なスペースがあるところでは安定感抜群の90度ポジションなど、自由度が高く決められます。あと夜間でも作業しやすいLEDライトも忘れてはいけません。本体正面の下部という絶妙な位置に配置されており、作業者箇所をピンポイントで照らしてくれます。このコードレスハンマードリルはセット販売となっており、本体のほか18Vのバッテリーが2個、2口タイプの充電器、グリス、ストッパーポールなどが専用ケースに納まっています。

価格15万円強となっていますが、相場としては10万弱と言ったところ、安ければ8万円台で手に入ると思います。またマキタ製の無線タイプの集塵機との連動も可能となります。専用のワイヤレスユニットで簡単設定すれば、HR400DPG2のスイッチオン・オフで集塵機が作動・停止します。集塵機を使えば住宅街や室内など誇りを巻き上げたくないところでも周囲を気にすることなく作業でき、仕事の効率もグングン上がることでしょう。DIYなどでは自宅の駐車場にカーポートを設置する時の下穴あけやブロック塀を取り払う時に活躍しそうです。