【実録】「これ、本当に終わるの?」7DK+庭+物置。相続した実家の片付けを、私たちはどう乗り越えたか

「いつかはやらなきゃいけない」

そう思っていても、いざその時が来ると足がすくんでしまうのが「実家の片付け」です。

今回ご紹介するのは、埼玉県にある大きなお屋敷の事例です。間取りは7DK。さらに庭と大きな物置。売却が決まり、相続されたご遺族様が不動産会社様を通じて「かたづけみっけ」にご相談くださいました。

途方もないボリュームに、ご遺族が抱いた「無力感」

最初に現場を拝見したとき、ご遺族様が漏らした一言が印象的でした。

「自分たちでやろうとしたけれど、どこから手をつけていいか分からなくて。一日いてもぜんぜん進まないんです」

それはそうかもしれません。このお宅はキッチンとお風呂が2つずつある大きな二世帯住宅のような造り。各部屋には長年積み重ねられた生活の証があり、収納の奥底まで思い出と「モノ」が詰まっていました。

一見すると「ただの不用品」に見えるかもしれません。しかし、そこにはご両親が大切にしていた書類や、貴金属、あるいは思い出の品が紛れていら可能性があります。その「仕分け」という作業が、ご遺族の心と体に一番重くのしかかります。

「近隣への不安」も、片付けの一部

今回の案件で、お客様がもう一つ心配されていたのが「近隣関係」でした。

「実は、お隣との関係があまり良くなくて……。作業で迷惑をかけたら、また何か言われるんじゃないか」

私たちは片付けのプロですが、ただ片付けるのが仕事ではありません。お客様の「心のつかえ」を取り除くことも大切な役目です。

作業当日までに、不動産屋さんと協力して近隣の方々へ丁寧にご挨拶回りを実施しました。

「何月何日から何時まで、ご不便をおかけします。細心の注意を払います」

この事前のコミュニケーションが、当日のスムーズな搬出、ひいては売却後のご遺族の安心に繋がるのではないかと思っています。

 

プロにしかできない「探索」と「買取」

5日間、のべ31名のスタッフを投入した大プロジェクト。

私たちは、ご遺族が「おそらく未チェックのまま」であることを前提に、すべての引き出し、箱の中を一点ずつ確認しました。

その結果、多くの「宝物」が見つかりました。

• 記念切手のコレクション

• 貴金属ジュエリー

• 状態の良い着物

• アンティークなカメラや万年筆

これらは、私たちがその場でしっかり査定し、買取させていただきました。処分費用から買取額を差し引くことで、結果的にお客様の金銭的な負担を大きく軽減することができました。これこそが、リサイクルショップを母体とする「かたづけみっけ」の強みです。

 

そして5日後

作業開始から延べ29時間。

あふれかえっていたモノがなくなり、空っぽになった7DKの空間。簡易清掃を終えた畳の上を風が吹き抜けたとき、お客様の表情がパッと明るくなりました。

「やっと、前を向いて売却の手続きが進められます」

実家の片付けは、ただの「掃除」ではありません。過去に区切りをつけ、未来へ繋げるための「儀式」のようなものです。

もしあなたが今、実家の扉を開けるたびに「どうしよう」と立ち尽くしているのなら、どうか一人で抱え込まないでください。

【ビフォー】

【アフター】

【今回の作業内容】

• 場所: 埼玉県

• 物件: 戸建て(7DK+物置+庭)

• 作業時間: 5日間(計29時間)

• 作業人数: のべ31名

• 内容: 遺品の仕分け、不用品搬出、物置解体、簡易清掃、貴重品捜索、買取査定