親子でサイクリングに出るときに気を付けたいこと

運動不足解消や屋外でのアクティビティとして人気が高まっているサイクリング。中には親子で自転車を楽しむという方も多いのではないでしょうか。
しかし、1人で走る時とは異なり、子供に注意を払いながら走らなければならないので大変です。事故を未然に防ぐためにも注意ポイントをおさらいしておきましょう。

親子サイクリングは『サイクリングロード』がおすすめ

親子でサイクリングをするのであれば場所は「サイクリングロード」がおすすめです。
いきなり車道を走ったり、歩道で走るのは危険が伴います。交通ルールを理解していない子供がいきなり車道を走ると危険ですし、歩道だと歩行者とぶつかる危険もあります。
事故などを未然に防ぐためにも親子でサイクリングをするなら、車の走っていないサイクリングロードがおすすめです。車が走っていない分、より安全にサイクリングを楽しむことができるでしょう。

親子サイクリングの注意点は?

親子サイクリングの注意点をまとめていきます。以下のポイントに注意してサイクリングを楽しみましょう。

①左側走行を守る
「自転車は車道の左側を走る」という交通ルールがありますが、サイクリングロードなどでも基本的に左側通行を守りましょう。
右側を走っていると対面から来る自転車や歩行者とぶつかってしまう可能性があります。
子供の自転車が自分よりも左端を走っているような状態をキープすれば安全に走れます。

②ヘルメットを着用する
子供も大人も自転車で走る時はヘルメットを着用してください。転倒や衝突などから頭部を守るためにもヘルメットは必須です。
また、道路交通法では13歳未満の子供が自転車に乗る際はヘルメットを着用する努力義務があります。
罰則規定などはありませんが、転倒しやすい子供の頭部を守るためにもヘルメットは必ず着けさせてください。

③子供の走行位置は前?後ろ?
親子サイクリングで悩むのが子供の走行位置です。自分よりも前を走らせれば目視で様子を確認しながら走れますが、飛び出しなどのリスクも考えられます。
後ろを走らせれば、停止のタイミングも徹底できますし、対面からの衝突を避けることができます。
これについてはそれぞれメリット・デメリットがあるので、双方をよく理解して子供の性格などに合わせて決めるといいでしょう。


親子サイクリングは屋外で楽しめるアクティビティというだけでなく、親子のコミュニケーションツールにもなります。
自転車で走る際は子供の安全を第一に考えて走れるように注意してください。