電動アシスト自転車とは?
電動アシスト自転車の購入を検討している方に向けて、電動アシスト自転車について詳しく紹介していきます。
電動アシスト自転車は免許は必要?
電動アシスト自転車をはじめて検討される方にとって気になるのは免許の有無ではないでしょうか。
結論から言えば、電動アシスト自転車を運転するのに免許は不要です。電動ではありますが、道路交通法でも自転車としての取り扱いになっています。
そのため電動アシスト自転車は自転車と同じルールで利用することができます。自転車と同じルールですので、【自転車安全利用五則】を守って走行する必要があります。自転車安全利用五則は次の通りです。
・原則として車道を走行
・道路の左側を走行する
・歩道を走行する際には歩行者を優先する
・安全ルールを守る(片手運転やイヤホンの使用は行わない)
・子供はヘルメット着用
電動アシスト自転車と自転車の違い
電動アシスト自転車は自転車とは違いモーターを利用して走行することができるという特徴があります。自転車を利用した方はすぐにイメージできると思いますが、自転車では常に足の力を利用してペダルを漕ぐことで前に進むことができます。
足の力を利用してペダルを踏みこむことでタイヤを回転させているため、上り坂などではより強い足の力が必要になってしまいます。そのため上り坂ではペダルが重くてつらいという思いをしたことがあるのではないでしょうか。
電動アシスト自転車ではモーターでペダルを踏みこむアシストをしてくれます。足の力のおよそ倍程度の力でモーターがアシストしてくれるため、踏み込む力が一定ですみます。たとえ坂道の場合でもしっかりとモーターがサポートしてくれるため、足の力に頼らず自転車を運転することができるのです。
電動アシスト自転車と電動フル自転車との違い
電動アシスト自転車はそのまま電動自転車と呼ばれることもありますが、電動フル自転車もまた電動自転車と呼ばれることがあり、混乱してしまう方が多いです。
電動フル自転車はペダルを漕ぐ必要もない完全モーター式自転車のことで、自転車と名前にあるもののバイクに近い乗り物です。実際、電動フル自転車は運転する際に原付免許が必要です。ペダルを漕ぐ必要があるか?また免許は必要かどうかで見分けることができます。見た目も大きく違うため実物を見て間違うことはないものの、電動アシスト自転車の購入検討時など、表記が同じで分かりにくいことがありますので注意しましょう。