3R(スリーアール)の2番目、Reuse(リユース)は、3Rの中で日本の古くからの文化の一つである、と言っても過言ではありません。リユースつまり再使用は、使用された製品を、そのまま利用するかパーツに分けて使用することを意味します。それは、「もったいない」と言える日本のリユース事情が発信した、製品を大切にするという意識と、環境を考えたアドバイスです。

 

 

日本のリユース事情に歴史あり

どのくらい、リユースの機会があるかご存知ですか。ここ数年特に増えてきたリサイクルショップや、古物商や質屋もあります。地域のバザーや廃品回収、家族や友人で分け合うお下がり・・・これらもすべて再使用、つまりリユースです。もっと古い習慣には、古い着物から作った「風呂敷」があります。紙一枚、袋一つも無駄にしないために始まった風呂敷の歴史は、日本のリユースが世代を超えて継続していることの証拠です。これらは、再使用するという日本の古くからの文化なのです。近年は国内生産の需要増加や、海外からの輸入にも変化があり、それに起因する環境破壊が問題視されています。リユースを意識することは、私たちの意識と日本の環境を守ることに、必ず繋がります。

 

 

 

買取りは、古物商や質屋からリサイクルショップへ

今は少なくなりましたが、「古物商」では美術品や貴金属を扱い、和服や高価なものを「質屋」に預けるという話を聞いたことがあると思います。これは、それらの製品が財産的価値の高いものとして認めた上で始まった、買取りのシステムと言われています。

そして、近年増えたリサイクルショップのシステムは、家庭もしくは個人で使用しなくなったものを買取り、必要とする人が購入するというものです。「古着」や「アンティーク」なども様々な年代に見直され、人気が出てきました。

また、粗大ごみと言われる大型商品を、中古品として使用したい人のため、中間業者つまりリサイクルショップなどが買い取ります。これは、平成10年に、家電リサイクル法が制定されて、大型家電が捨てられることがなくなったことで、変化している事情の一つです。

 

 

 

「もったいない」と思える心が日本の資源を守る

リサイクルショップに、商品を見に行ったり、購入されたりしたことはありますか。陳列されている商品を見ると、「もったいない」と言われる方が多くいます。もし、再使用つまり、リユースされなければ処分されているものかもしれないからです。

しまい込まれて使われていなかった製品ものもあれば、ガラスやプラスチックのように回収して再使用するものもあります。いずれにせよ「もったいない」と思える気持ちは、製品の価値を見直していることになります。日本のリユースの文化は、「風呂敷」も「リサイクルショップ」も、再使用し環境を守るための一歩です。

 

 

 

 

リユースは、新しいものや古いものをもう一度使うことだけではなく、製品そのものを処分せずに使うということです。なぜなら、それらの製品はすべて、地球の資源を使用して出来上がったものだからです。

再使用することは、日本の資源開発に伴う環境破壊からも、私たちの意識と環境を守ることになるのです。