スコッチとは違う!! ジャパニーズウイスキーの魅力はどこから生まれるか?

★スコッチウイスキーを手本として独自の道へ
「ジャパニーズウイスキーの父」といえばニッカウイスキーの創業者・竹鶴政孝。彼は本場・スコットランドのウイスキー造りをマスターして帰国。そして、スコッチを理想としたウイスキー造りに生涯を捧げたことで知られています。
そんなこともありジャパニーズウイスキーの黎明期は、スコッチウイスキーの単なる模倣品としか見なされていなかったもの。シングルモルトとライを合わせて出荷する、ブレンデッドウイスキーが長い間ジャパニーズウイスキーの主力だったことから見ても、スコッチウイスキーの影響の強さが感じられるのです。
しかしその後独自の発展をとげていったのがジャパニーズウイスキー。現在、世界中から高い評価を受けるようになりました。
★ジャパニーズウイスキーの特徴はミズナラ樽のフレッシュさ
ウイスキーといえば欠かせないのが樽熟成。樽の中で長期間、原酒を寝かすことによりウイスキー独特の風味や色が生まれるのです。スコッチウイスキーで主に用いられるのはシェリー樽、シェリー酒を熟成させていた樽を用いることで、フルーティな風味が生まれると考えられています。

ジャパニーズウイスキー造りの現場でも、当初はシェリー樽を輸入して使用していたもの。しかし第2次世界大戦が始まると、その入手が困難になったのです。
そこで、代用品として用いたのがミズナラ樽。深い味わいの中に、どことなくフレッシュさを感じさせるミズナラ樽の風味は、ジャパニーズウイスキーを特徴づけることになったのです。

もちろん現在でも、シェリー樽やバーボン樽で熟成されたジャパニーズウイスキーは販売されています。しかし本流は飽くまでもミズナラなのです。
また、ジャパニーズウイスキーの特徴としてあげられるのはスコッチと比較して、スモーキーフレーバーが弱い点。竹鶴はスモーキーフレーバーの元であるピートを求めて、北海道・余市に蒸溜所を開くほどだったのです。しかし、そこで造られているシングルモルトウイスキー「余市」ですらスモーキーフレーバーはやや控えめの仕上がり。
煙臭い!! として、敬遠されることも多いスモーキーフレーバー。これを抑えることで、ジャパニーズウイスキーは世界から支持を受けることになったということができるでしょう。
★世界的に高評価を受けるジャパニーズウイスキーの買取は?
そんなジャパニーズウイスキー、中でもシングルモルトに分類されるものは、現在生産が追いつかないくらいに大ヒットしています。
代表的な銘柄はサントリーなら「山崎」「白州」、ニッカなら「余市」といったところ。また、小規模ながら高品質なジャパニーズウイスキーを製造するイチローズモルトも大人気となっていますから、いずれも高価買取が期待できるものなのです。
特にジャパニーズウイスキーがシングルモルトを生産し始めた、初期のボトルはより高価で買取ることが可能となっています。

「もしや?!」と思われたら、ぜひ当店にご相談ください。

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