日本の電動工具の歴史はここから!! 電気カンナ

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大工さんの作業環境を、飛躍的に改善

今では米ブラック・アンド・デッカー社に次ぐ、世界第2位の電動工具メーカーといえばマキタ。しかし、そんなマキタも創業当時は電動工具を手がけていたりはしませんでした。
現在の地位を確立するきっかけとなった、最初の電動工具は電気カンナ。マキタが日本で最初に手がけたところ大ヒット。それまでは熟練した職人さんが手動でおこなっていたカンナがけ。これがキレイに、たやすく、すばやくできてしまうものですから現場にもたらせたインパクトは絶大。大工さんを中心に大勢の人々の苦労を軽くしたのです。

そこで名声を得たからこそ現在のマキタがある、日本の電動工具の元祖が、電気カンナといっても過言ではないのはこんな理由なのです。

 

 

電気カンナの需要は消えることがない

電気カンナの原理は、刃が付いたドラムを高速回転させて、表面を削っていくというもので電気シェイバーと似ています。削り取る木材の厚さも、手掛けのカンナならば指先の感覚に頼っていたのに、電気カンナならばドラムと木材の距離をつまみを操作するだけで、カンタンに誰でも調節できてしまいます。

さらに、木材をセンチメートル単位で削って薄くするといった面倒な作業も、電気カンナが大いに省力化。加えてローズウッドなど、従来ならばより高い技能を必要とした硬質な木材の加工も、刃を交換することで、たやすくおこなうことができるようになりました。

時代が進んでも、いや時代が進んだからこそ、今だに高い需要があるのが木造の住宅。木が持つぬくもりや、鉄に勝るとも劣らない時代を超えるタフさが見直されています。
従来ならば、豊富な経験が必要だったり、体力や忍耐力が必要だったりしていたカンナがけを誰もができるようになったというのが電気カンナ。需要はこれからも増えることはあれど、減ることはないといえる電動工具なのです。

 

電気カンナ、高額査定の秘訣とは?!

電気カンナも様々な電動工具のメーカーがリリースしているのですが、それぞれメーカー専用の替刃を使用しなければならないもの。切れ味が鈍った場合も、研磨して再利用したり、刃の交換が必要だったりと、その方式も様々です。
ですから電気カンナの査定を依頼される場合には、必ず替刃やレンチなどの付属品を一緒にご提示ください。

また木工用の電動工具に共通なことなのですが、木クズはなるべく取り除いてから査定を依頼してください。そちらの方が心証が大幅にアップしますから、高価に査定価格を出すことが可能となります。

付属品を忘れないこと、少しだけでも掃除をすること、後は取扱説明書などもあれば完璧。ベストの査定価格でお応えいたします!!

 

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