【なるほど!!】エアコンプレッサー オイル式(湿式)とオイルレス式(乾式)の違い

こんにちは!みっけ初山です!

日々様々な作業をこなしていると、職人さんが使うような本格的な工具に憧れるものですが、中でもエア工具は作業の効率性を大きく向上させてくれるので、前から欲しかったという方も多いのでは無いでしょうか。

エアーコンプレッサーはどう選ぶ?

しかし、エア工具自動車用DIY機、また釘打ち機 などその用途も非常に幅広いので、しっかりと性能やスペックなどの種類を知った上で選ぶ必要があります。

ざっくりとまとめますと、エアーコンプレッサーは大きく分けて湿式と乾式に分類されることがありますが、これはそれぞれオイル式オイルレス式を示しています。

オイル式(湿式)

オイル式とは、コンプレッサーの駆動部に専用の潤滑油を供給する方式です。

オイル式のメリット

  • 連続使用時間が長い
  • 耐久性が高い(錆びにくい)
  • 圧縮空気の漏れが少ない

オイル式のデメリット

  • 塗装や食品を取り扱う場合の使用に向かない
  • 動作音が大きい
  • 専用のオイルの充填、オイル交換が必要
  • 定期的なメンテナンスが必要

オイル式 エアーコンプレッサー SR-251
エアーコンプレッサー

湿式では製品の構造にオイルを用いているので、連続使用時間も長く、安定して稼働することが可能です。

一見デメリットも多く感じますが、連続使用時間や耐久性を重視するのであればオイル式がオススメです。

オイルレス式(乾式)

一方で、オイルレス式とは潤滑油を供給しない、もしくは潤滑油が圧縮室内に入らない構造になっているものを指します。

オイルレス式のメリット

  • エアーにオイルが含まれない
  • 動作音が静か
  • メンテナンスに必要な時間が少ない

オイルレス式のデメリット

  • 連続使用時間が短い
  • 耐久性はオイル式に比べて劣る

オイルレスエアーコンプレッサー YCP-12
エアーコンプレッサー YCP-12

オイル式と比較すると連続使用時間が短く、耐久性も短いという欠点があります。

噴射される気体にもオイルが含まれることがないため、塗装や食品を取り扱う場合にはオイルレス式のコンプレッサーがオススメです。

こうした性能上のメリットを比較するとオイル式の方が優れているように見えますが、
・DIY機や自動車
・塗装や食品
など、それぞれの用途に合わせて使用することが大切です。

エアーコンプレッサーの用途

まずエアーコンプレッサーの用途として、自動車ではタイヤの空気入れやタイヤ着脱時のインパクトドライバーなどで活躍します。

自動車用コンプレッサーはオイルレス式で安価なものが多くなっています。
またDIY機としてのコンプレッサーも簡素でシンプルなものが多いですが、多くがオイルレス式で価格も手頃なものになっています。

 

一方、釘打ち機 では圧力が必要になるので、0.7Mpa以上のものが適していますが、サビ防止などの観点からオイルレス式よりもオイル式の方が良いとされています。
また釘打ち機では連続しての作業となることも多いですが、先程書いたようにオイル式の方が連続使用時間が長くなっているので、安定して作業を進める事が可能です。

 

AK-HH1270E

オイル式とオイルレス式、どちらが静か?

また釘打ち機では長時間の使用になると騒音にも配慮する必要がありますが、オイルレス式は駆動音なども少なく、ストレス無く使用することが出来ます。

このように釘打ち機 やDIY機などで使用されるエア工具ですが、それぞれの用途に見合った性能やスペックを考慮する必要があります。

DIY機などでは非常に安価な製品が多く登場していますが、その利便性は一度使ったら離れられないほどなので、ぜひ一度体感して下さい。

 

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